ことり日記

2018年春 子宮筋腫のため子宮摘出手術 その備忘録 からの いろんなこと

退院後の生活

自宅に戻ったら何かと家事等してしまって、

しんどいかなー?と思ってたけど、

やっぱり自宅で動いていた方が

回復が早いような気がします。

 

洗濯2回して、

重たいミーレの掃除機かけて、

ゆっくりだけど一応出来た。

 

1kg超えてそうな物を持つと、

危険な感じの痛みが出るから、

やっぱり重い物持つのは厳禁だ〜

 

体重は手術前から約2キロ減りました。

切除した筋腫、子宮、卵巣と、

寝たきりで筋肉が落ちた分かな。

なんとなく全体的にやつれたかも。。

 

お腹は真っ平らになる予定だったのに、

まったく腹筋が機能してないせいか

なんなのか、

ポコっとしたまま。。。

お腹に力が入るようになったら、

もう少し引き締まることを期待する。。

 

 

 

痛みがなくなって、

普通に動けるようになったら、

子宮や卵巣が無くなったことによる

更年期的な症状とか感じるようになるのかな?

まだそれどころじゃなくて

喪失感とかまで気が回らないって感じだけど、

考えちゃうようになるのかな…?

 

ま、そうなったらその時考えよう!

 

 

入院9日目にして退院!

血液検査の結果が良いということで、

まだヨレヨレなのに退院します。

黙って寝ていれば傷は痛くないけど、

動くとまだまだ痛いし、

ずっと頭がフラフラしてるしね。

 

開腹手術って、

やっぱり後が大変なのね。。

しかも2回切ってるし(T-T)

腹腔鏡だけなら、もっとラクみたい。

 

 

いざ退院となると、

上げ膳据え膳、ひたすら寝たきり、

歩いただけで褒められる生活が

惜しくなる。。

 

家に戻れば何もせずに寝たきり

ってわけにもいかないし、

食事をどうすればいいのか。。

 

トイレまでやっと歩ける程度だから、

ごはん作る体力はまだないし、

お弁当とかは食べたくないし、

不自由だから外食はまだ無理だし、

んーーー

 

こんなとき、

夫が料理人だったら良かったのになー

とか思う。

 

髪切りたいときは、

夫が美容師だったらなー

と思うし。

 

料理好きの美容師なら最強だ。

 

 

入院前は個室がいいなーと思ってたけど、

今回同室の人たちと

毎日おしゃべりして楽しかったし、

4人部屋で良かったとつくづく思う。

笑うと傷が痛くてしんどいけど、

楽しい方が気分がいいしね。

 

同室の人たちはガンだけど、

色んな話聞けて勉強になった。

ガン治療中の様子を間近で見てるって、

なかなかない機会だった。

 

良くなって、元気になって欲しい。

 

 

久々に我が家に戻ったら、

どんな気持ちになるんだろう。

病院が恋しくならなければいいな笑

 

 

再手術の経緯など

腹腔鏡手術で子宮頸部は残して

子宮本体?と筋腫を摘出する予定だったけど、

やはり筋腫が大きすぎて

下腹部を横に10cm程切開されました。

なので傷は腹腔鏡を入れた穴が3ヶ所と、

10cmくらいの切開傷。

 

摘出した筋腫は、やっぱり1kg。

筋腫は軟骨のように硬く石灰化していて、

そして摘出部分からの

出血が多かったとか。

 

術後に容態が悪化したのは、

お腹の中で出血したためで、

その出血でお腹が膨らんできたとか言ってました。。

顔面蒼白だったらしい。。

 

CTを撮ったのは、

どこから出血したのか調べるためだったらしく、

それは卵巣か縫合した子宮頸部のどちらかだということで、

開いてみて場合によっては

卵巣や子宮頸部も摘出することになる

という説明を家族にしたそうです。

 

結果…

左卵巣もダメになったらしく、

摘出されました。。。

 

出血も相当して、

2リットル以上輸血になりました。。

 

傷はまた同じ部分を切ってくれたらしく、

傷だらけになってはいませんでした。

 

2度目の手術後にICUへ運ばれ、

そこで2日過ごしました。

 

地獄のような激痛に苦しみながら、

とても時間が経つのが遅かった。。

 

 

手術の日、

夫と母と弟がいたのですが、

「これ、医療ミスじゃないの?」

と弟が言っていたそうです。

 

執刀した先生は、

「患者(わたし)の希望は子宮頸部を残すことだったので、

そうするために無理に縫合した部分から

術後出血してしまった。

摘出になってしまった卵巣は、

大きな筋腫に引っ張られていて

脆く?なっていた」

みたいな説明を家族にして、

2度も手術になったことを謝ったそうです。

 

 

今更しょうがないけど、

こんなことになるなら

頸部を残すとかしないで、

子宮丸ごと全摘出すればよかったのかも。。

とは思いますが、

しょうがない。

しょうがないのだ。。

 

 

事前の独自調査では、

頸部を残す術式の方が今は見直されていて、

欧米ではこちらが主流だとかで、

その後の生活のクオリティが高いとか、

術後の合併症の危険性がほぼないとか。

私は最善の選択をした(^-^)

と思っていたのですが。。。。。

 

これはしばらく経ってみないと

わかりません。

 

いやーでも

まさか卵巣まで失うなんて、

まったく考えてもいなかった。。。

 

 

おまけに、

昨日内診で、

残した子宮頸部入り口に、

でかいポリープがあると言われ…!!!

お、おい!!

聞いてないよ、そんなことーーー!!

知ってたら丸ごと摘出してもらったのにー!

 

 

(T-T)

 

 

先生曰く、

根が太くて大きいポリープだから、

無理に取ると大出血するから

そのままにしておきましょう。

 

だって。

 

 

いいの?

ほんとに??

放置なの??

 

 

(T-T)

 

 

なんかもう知らんけど……

なんだか疲れ果てたけど……

健康って尊いものなのね。。。

 

大事にしなきゃね。

自分で自分を大事にしていかなきゃ、

痛い目に合うのは結局自分だから。

 

こんなふうに(T-T)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手術→容態悪化→再手術→ICU

予想もしてなかった展開になりました。。

無事生還できてよかった。。。

 

 

10日の朝9時から手術開始で、

病室に戻ってきたのが14時過ぎ。

 

 

痛み止めの点滴がまったく効かず激痛。

痛みのせいか冷や汗が吹き出す。

暑くて寒くて、吐き気がひどい。

なぜか手も痺れてきた。

とにかく悶絶状態。

 

 

血圧が上70下30とか言って、

医者やら看護師さんが周りに何人もいて

色んな機材を病室に運び込んで、

なんだか大騒ぎになってる。

私はなんだかボーっとしてきたけど、

冷静にすべてを見てる意識はあるみたい。

 

 

輸血準備!CT準備!とか言ってる。

再オペみたいなこと言ってる。。

あ、個室に移された。。

あ?輸血始めてる。。。

 

 

夫に色んな同意書書かせてる。。

なんか明らかに緊急事態らしい。。

私、まずいんじゃないの…?

 

 

私の意識はちゃんとあるつもりなのに、

私に何も断りもなく事が進められて、

絶対やりたくなかったCTを撮られてる。

 

 

さっき出てきたばかりのはずのオペ室に

また運び込まれた。

そして再び全身麻酔をかけられ。。

 

 

再手術が終わって気がついたらICU

もう夜中みたい。

心電図やら酸素マスクやら

色んなものに繋がれて、

相変わらず呼吸も出来ないほどの激痛。

 

 

結局ICUには12日の昼までいて、

やっと最初の4人部屋に戻る。

ずっと激痛。

身動きできず。

 

 

地獄のような数日を過ごし、

やっと今日おしっこの管が取れて、

1人でなんとか歩けるようになりました。。

牛歩ですが。。

 

予定ではもう退院していたはずが、

退院の話はまだありません。。

 

 

 

入院!手術前日

「大変な手術になるからね!」

と執刀医に宣言されました。。。

 

……怖いよ!!!(ノД`)

 

 

開腹せずに最小限の穴の腹腔鏡手術で

無事成功しますように。。

 

明日、朝9時から手術です。

今夜ちゃんと寝れるだろうか。。

 

意外と広めだった4人部屋の窓際のベッド。

窓から五稜郭タワーが見えます。

スーツケースにびっちり詰め込んできた荷物を

収めるのに、

1時間かかりました。

まだしっくりこないけど。

 

遠足前みたいに何度もチェックしまくったのに、

お風呂セット丸ごと忘れてきたし。。

 

同室の70代のおばさまが、

私と同じ手術をして明日退院するそうで、

色々教えてくれました。

ホントは個室で気兼ねなくゆっくりしたいと思ってたけど、

先輩の話を聞けたのは良かった。

 

これから夕飯食べて、今日は寝るだけかな。

ご飯美味しければいいなぁ

入院準備開始!

フラフラと吐き気がやっと落ち着いたようで、

久しぶりにカフェオレ飲めました。

そして気付けば

今度は便秘ですよ。。

 

普通に動けるので調子に乗って

毛布やシーツの洗濯までしました。

退院後はしばらく

思うように動けないだろうから、

大掃除的なこともしつつ。

 

 

あー

想像ができない。。

子宮が無くなったら、どんな感じなんだろう?

まさか子宮摘出するなんて、

ほんとに想像すらしたことなかったのに。

 

入院ってのも、22年ぶり?

娘の出産以来。

ご飯なに作るか考えるのがめんどくさくて、

ちょっと入院でもしてひたすら寝ていたいな〜

なんて思うことが何度かあったけど、

願いが叶ってしまった。。

 

真剣にじゃなく、

なんとなくボヤ〜っと

こうなったらなぁ〜。。。

って思うことって、

たいていその通りになってしまうから

要注意なのだ。

 

必死に願うことは、

まず叶わないけど笑

 

 

 

 

 

 

 

 

遺言書作成

昨日は鉄分注射の日で病院へ行きましたが、

とんでもない水下痢と吐き気で脱水症状かも!

と訴えているのに、

担当医が今日は手術で不在とのことで、

別の医師が診てくれるわけでもなく、

ただ血圧計られて帰されました。。

しかも血圧めっちゃ低いっつうの!!

明日も調子悪ければ、また明日来て!って

簡単に言うけど……

大きい病院はこれだから……

 

それと、

術前の麻酔科医からの説明というのがあって、

どんな麻酔方法で手術するか選択するそうです。

全身麻酔をする他に、

 

① 硬膜外麻酔という、脊髄に管を入れる麻酔

② 5時間程度の部分麻酔(切れたら悶絶)

③ 点滴で痛み止めのみ(そもそも効くのか?)

 

硬膜外麻酔……

副作用や後遺症もゼロではなく、

なんだかとても恐ろしい…

 

私の場合、巨大筋腫なので、

腹腔鏡ではムリだったら

途中で開腹する可能性もあるので、

そうなったら硬膜外麻酔じゃないと

痛みに耐えられないのではないだろうか。。。。

 

 

 

なんだか体調も悪いし、

知れば知るほどハードな手術だし、

万が一の為に遺言書を書いてみました。

 

 

こういうことをしてみると、

自分が誰を信用しているのか、

はたまた信用していないのか、

ハッキリしますね。。。